吉川文子さんに教わる「オイルで作る焼き菓子」の5つのコツ
クリエイター
洋菓子教室「Kouglof(クグロフ)」を主宰。1999 年「きょうの料理大賞」でお菓子部門賞を受賞。藤野真紀子先生、近藤冬子先生らに師事し、菓子作りを学ぶ。伝統的な洋菓子をベースに、手軽に作れるレシピを数々提案。テレビ番組や料理雑誌でも活躍するほか、著書のレシピ本も多数。
ライブ講座のアーカイブ
- オイルで作る焼き菓子のコツを解説
- アーカイブを公開中(開催:2024年1月18日)
- 講師:吉川文子さん
内容について
お菓子研究家の吉川文子さんを講師に迎え、オイルで作る焼き菓子のコツを教わります。吉川先生がオイルの焼き菓子を作り始めた経緯やご愛用の製菓道具についても教えていただきます。
素敵な著書を多数お持ちの吉川さんですが、小社からも『オイルで作る ふんわりケーキとサクサククッキー【新装版】』を出版。講座では、その内容も一部ご紹介します。
講座で扱う主なトピック
- オイルで作るよさ
- 使用するオイルの話
- コツ(1):オイルのなじませ方
- コツ(2):ほどよく“こく”を出すために
- コツ(3):軽やかな食感を生み出す材料
- コツ(4):混ぜ方で食感が決まる
- コツ(5):満足感のある味わいにするには
レビュー
「オレンジページの学校」の運営チームがレッスンで学んでみました。
初心者さんでもチャレンジしやすい
お菓子作りに使用するのは「バター」という固定観念がありましたが、オイルであれば常にキッチンにあるので、思いついた時にお菓子作りができる手軽さが嬉しいです。バターは室温によって、溶かしたり混ぜたりする際にベストな状態を保つのが難しく、美味しく仕上がらない原因になることもありましたが、オイルであれば失敗する要素も少ないですね。お菓子作りの初心者さんでもチャレンジしやすいのでは、と思いました。
後半で紹介してくださった、吉川先生愛用のマフィン型やパウンド型などの製菓道具は、シンプルに見えて実は職人さんの技とこだわりが散りばめられていると知りました。機会があれば一つずつ揃えていきたいです。
失敗しない作り方のコツがいろいろ学べます
「オイルのなじませ方」「コクの出し方」「軽やかになる材料」「食感を出す混ぜ方」「満足感のある味わい」の5つの項目に分けて詳しく説明されています。オイルのお菓子はバターよりも洗い物が楽とのことで、作るときのハードルが低く感じられそうです。ふっくらマフィンのコツは砂糖がしっかりと溶けていること、水と油は混ざりにくいため、油をちょっとずつ加えることなど、失敗しない作り方が分かりやすかったです。ほかにも作ったお菓子の保存方法やお菓子に向いている食材、水分が多いフルーツの水切りのやり方など、いろいろと教えてくださりとても参考になりました。
本編
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