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立てて運べる弁当箱「フードマン」を試してみました

立てて運べる弁当箱「フードマン」を試してみました

オレンジページの学校

目次

薄くて、バッグに立てて入れられる弁当箱「フードマン」。便利そうだけれど、「本当に漏れない?」「浅くて詰めにくいのでは?」と、少し不安もあります。そこで、「オレンジページの学校」のメンバーに、実際にお弁当を作ってもらいました。試したからこそ見えてきた、お弁当づくりに役立つ工夫をご紹介します。

気になるけどちょっと不安も。だから、実際に試してみました

薄型で、バッグの中に立てて入れられる弁当箱「フードマン」。
売り場やSNSなどで見かけて、気になっていた人も多いのではないでしょうか。
ただ、よく見ると、一般的なお弁当箱とはかなり形が違います。
厚さは約3.5cm。浅く、広く、仕切りがあり、立てて持ち運べるという設計です。
便利そうではありますが、正直なところ、少し気になることもあります。

「本当に立てて運んでも大丈夫?」
「汁気のあるおかずは漏れない?」
「浅いぶん、かえって詰めにくくない?」
「量が少なく見えるけれど、ちゃんと足りる?」

企画を始める前にも、こんな声がありました。
「子どものお弁当に使っていて、とても便利。サイズ違いも持ってます」
「話題になっているので気にはなっていたけれど、なんとなく不安で試していなかった」
「お店で見かけたけれど、どの容量を選べばよいかわからず、結局買えなかった」

そこで、「オレンジページの学校」の編集部が、フードマンを使ったお弁当のアイデアを募集。お弁当のアイデアを文章でまとめる一次審査と、実際にフードマンを使ったお弁当作りに挑戦する二次審査を行いました。

それぞれのお弁当には、薄型の弁当箱を使いやすくするための、小さな知恵が詰まっていました。今回は、優秀賞 3作品と入選 6作品をご紹介します。

※本企画は、「オレンジページの学校」のスタッフと読者による自主企画。メーカーとのタイアップ企画ではありません。


実際に作ってわかった、フードマン弁当の4つのコツ

9つのお弁当を見ていると、薄型のフードマンを使いやすくするための共通点が見えてきました。

1. 浅いからこそ、「巻く」「重ねる」「挟む」が使いやすい

約3.5cmという薄さは、最初は少し難しそうに見えます。でも、肉巻き、野菜巻き、卵巻き、小さなおにぎりなど、形のまとまった料理とは好相性。高さをそろえて詰めると、立てて運んだときにも動きにくくなります。食材そのものをストッパーとして使う方法も参考になります。

2. 汁気はゼロにしなくてもいい。広がりにくくする工夫を

「漏れないか」は、やはり気になるところです。

おひたしやサラダは、よく水気を切る。
すりごま、かつお節、高野豆腐、海苔などに、水分を吸わせる。
汁気のある料理には、少し強めにとろみをつける。

そんな小さな工夫が、持ち運びやすさにつながります。フードマンは汁漏れしにくい構造ですが、詰める料理や持ち運び方によって状態は変わります。水分の多い料理は、少し慎重に詰めるのがよさそうです。

3. 薄いからこそ、見栄えの工夫が効果大

フードマンは浅いぶん、ふたを開けたときに広い面が目に入ります。

巻き物やサンドイッチの断面、彩りのよい野菜、大きな目玉焼き、季節感のある炊き込みごはん。平面的に見せることで、いつものおかずでも印象が変わります。詰め方を少し意識するだけで、ふたを開けた瞬間が楽しみになります。

4. 朝ではなく、「昼においしい」を考える

フードマンに限りませんが、お弁当は、作ってすぐに食べるわけではありません。時間がたって味がなじむ料理。冷めても柔らかいおかず。詰めやすさだけでなく、お昼に食べるときの状態から逆算して考えるのも大切です。

優秀賞 それぞれ異なる工夫が光る3作品

混ぜて楽しめるスパイスカレー弁当(後藤朋美さん

ご本人による紹介

お弁当に目玉焼きが入っていると気分が上がるのですが、意外と面積が大きく、ほかのおかずを隠してしまいがちです。そこで、フードマン800の広さを活かして、目玉焼きが主張しすぎないように配置しました。チキンビリヤニ、固めに仕上げたほうれん草のダルカレー、タンドリーチキン、アチャール、ライタ、キャロット・ハルワを詰めています。立てて運んだときに少し味が移っても、それを「味変」として楽しめるように組み立てました。タンドリーチキンは部位を変えてサイズ調整し、隙間にはアチャールやレモンを詰めて、ずれにくくしています。

編集部より

ダルカレーは固めに仕上げ、ビリヤニの詰め方にもひと工夫。タンドリーチキンのサイズを変え、隙間にはアチャールやレモンを詰めています。立てて運ぶ弁当箱の特徴を理解したうえで、制約をスパイス料理の魅力に変えた設計です。

春の彩り中華弁当(あさよわさん

ご本人による紹介

お昼にふたを開けるのが楽しみになる、彩り鮮やかな中華弁当を目指しました。メインは、赤パプリカやピーマン、れんこんを入れた簡単酢豚です。豚ロース薄切り肉は畳んで塊肉のように成型し、片栗粉をまぶして焼くことで、冷めても柔らかくなります。野菜は最後にさっと炒め合わせ、食感を残しながらも水っぽくならないようにしています。酢豚のとろみは少し強めにし、立てて運んでもほかのおかずと混ざりにくいようにしました。隙間にはパセリを詰め、彩りを足しながら寄りを防止。実際に立てて持ち歩いてみましたが、ほとんど崩れませんでした。

編集部より

お昼に食べたときのおいしさと、持ち運びやすさの両方を丁寧に考えた案。薄切り肉を畳んで使う工夫、野菜を最後に加える水分対策、とろみを強めにする配慮など、ぜひ参考にしたいアイデアが随所に光ります。隙間にパセリを詰め、実際に立てて持ち歩いて検証した点にも説得力があります。

ぐるぐる韓弁(root rinさん

ご本人による紹介

韓国の食文化を身近なランチタイムでも楽しめるように、主食もおかずも、すべて「ぐるぐる」と巻いて詰めました。黒米を使ったキンパプを中心に、明太子の卵巻き、ミナリ(セリ)の肉巻き、ほうれん草のナムルの干枚大根巻き、スティック野菜の茹でキャベツ巻きを組み合わせています。フードマンの高さに合わせて切りそろえ、隙間ができないように詰めることで、バッグの中で横になってもずれにくい形にしました。味付きの食材を一緒に巻くことで、余分な水分や調味液が出にくくなるようにしたのもポイントです。断面の彩りも楽しんでもらえたらうれしいです。

編集部より

「立てて運ぶと中身が動きやすい」という課題に対し、すべてを巻き物にするという解決策が明快。形をそろえることで詰めやすく、食べやすく、見た目も華やか。余分な水分が出にくいように、味付きの食材を一緒に巻いた点にも工夫があります。フードマンならではの特徴を、楽しく美しく活かしたアイデアです。

入選 毎日のお弁当づくりに取り入れたい、6つのアイデア

春の炊き込みごはん弁当(えりママさん

お弁当の工夫

桜エビ、新玉ねぎ、枝豆、コーンを白だしで炊き込んだ春色ごはんが主役です。鶏もも肉の照り焼き、卵焼き、にんじんしりしりは、卵焼き鍋ひとつで順番に調理。ミニトマトや金時豆で隙間を埋め、付属カップにはキウイフルーツを詰めました。

編集部より

華やかさだけでなく、毎日無理なく作り続けられる手軽さも魅力。ひとつの鍋を使い回す段取りや、定番食材による隙間埋めが実用的です。

彩りサンドイッチ弁当(さよこさん

お弁当の工夫

卵サンドを中心に、ピンク、緑、オレンジの具材を組み合わせた彩り豊かなサンドイッチ弁当です。パンはフードマンの区画に収まりやすい幅に切って並べ、残る2区画にはフルーツとサラダを。透明なふた越しにも断面が見え、昼休みが楽しみになるように仕上げました。

編集部より

フードマンの形とパンのサイズを照らし合わせ、きれいに収まる幅を考えたところがポイント。シンプルながら、見た目と食べやすさがよく考えられています。

春のギュギュッと弁当(michiyoさん

お弁当の工夫

カニカマをのせて海苔で巻いた俵形おにぎりと、鶏の松風焼きを詰めた春らしいお弁当です。おにぎりの隙間には、ちくわやアスパラをぎゅっと詰めてストッパーに。松風焼きの下には錦糸卵を敷き、水分や油分を受け止めるクッションとして使いました。

編集部より

隙間を埋める食材に、味や彩りだけでなく役割を持たせた設計が見事。ちくわの弾力や錦糸卵を活用する工夫は、すぐにまねしたくなります。

彩りぎっしりサンドのごちそうBOX(Honeyさん

お弁当の工夫

雑穀系食パンで作ったエビマヨサンドと、いちご、マンゴー、キウイを巻いたフルーツロールサンドが主役。にんじんのツナカレーサラダ、さつまいものレモン煮、ミートボール入りスパゲティも添えました。サンドイッチをぎゅっと詰めることで、立てても動きにくくしています。

編集部より

色とりどりのサンドイッチの断面に、ふたを開けた瞬間から気分が上がります。手でつまんで食べやすく、新生活のランチタイムの会話も弾みそうです。

親子丼弁当(ハイジさん

お弁当の工夫

ごはんと親子丼の具を中心に、にんじんの副菜、切り干し大根、焼きそば、フルーツを組み合わせました。切り干し大根は野菜の水分を吸い取る役目も担当。ごはんと親子丼の間には海苔を挟み、味がよく染みる部分と、そうでない部分の違いも楽しめるようにしています。

編集部より

水分を避けるだけでなく、味が染み込む過程を楽しみに変えた発想がユニーク。切り干し大根や海苔など、身近な食材の使い方に知恵が光ります。

新生活を応援するポップな栄養バランス弁当(そらさん)

お弁当の工夫

新年度のわくわく感をイメージし、野菜入りミートローフ、巻き副菜、鮭・卵・そぼろの3種類のおにぎり、浅漬けを詰めました。副菜はキャベツや油揚げで巻き、箸でつまみやすく。すりごまやかつお節、高野豆腐を使い、水分が出にくいよう工夫しています。

編集部より

約3.5cmの厚さに収めながら、栄養バランスと食べやすさを両立。水分を吸わせる食材の使い方や、小さなおにぎりによる詰め方も参考になります。

明日から使える、フードマン弁当の実践メモ

今回集まった作品には、特別な料理だけでなく、普段のお弁当にも取り入れられる知恵がたくさんありました。

崩れにくくするには

  • おかずを巻いて、形をまとめる
  • 小さなおにぎりや弾力のある食材で隙間を埋める
  • 葉物野菜やパセリを、彩りとストッパーの両方に使う

水分をコントロールするには

  • 水分の出やすいおかずは、しっかり水気を切る
  • すりごま、かつお節、高野豆腐、海苔などに水分を吸わせる
  • 片栗粉やとろみを使い、汁が広がりにくい形にする

開けた瞬間を楽しくするには

  • 巻き物やサンドイッチの断面を見せる
  • 同じ形を繰り返し並べ、リズムを作る
  • 薄型だからこそ、広い面を活かして配置する

特徴・制約をアイデアの源に

薄くて、立てて運べる。
便利そうだけれど、少し使い方が難しそう。

そんな印象もあるフードマンですが、今回集まった作品を見ていると、浅さや広さを活かす方法はひとつではないことがわかります。ふと思い浮かんだアイデアを自由に試してみることで、薄型のお弁当箱がぐっと使いやすく、毎日のお弁当作りがさらに楽しくなりそうです。

フードマンについて、くわしくはこちらをご覧ください。
→ 薄型弁当箱 抗菌フードマン 一覧ページ(CB JAPAN ONLINE STORE)

2026.06.19

クリエイター

「オレンジページの学校」編集部など、株式会社オレンジページの中の人です。みなさまのお役に立てるよう張り切って運営しています。よろしくお願いします。

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