作り手の意図が伝わる「構図」を学ぼう
クリエイター
調理師専門学校を卒業後、セルリアンタワー東急ホテルでフランス料理を学ぶ。その後、フードデリバリーやオンライン料理教室のスタートアップで商品開発やクリエイティブに携わる。2021年に独立し、フードカメラマンとしての活動を開始。さまざまな食のブランドの撮影を行っている。
ZOOM講座のアーカイブ配信
- 「スイーツ写真の教科書」著者、さいだーさんの写真講座
- 開催日時:2024年6月7日(金)10時30分(~12時)
- 今回のテーマは「構図」です!
内容について
フードカメラマンのさいだーさんの写真講座。今回のテーマは「構図」です。
適切な構図の選択、情報の整理、視線の誘導などなど、伝えたいことをしっかり伝えるための画面作りの考え方を学びます。

料理やスイーツの写真で初心者にありがちなのが「すぐにシャッターを押してしまうこと」。次のような流れで進む写真撮影の中で、
- 撮りたいものを決める
- どこを見せたいか決める
- どう撮るか決める(アングル)
- 主題を置く(スイーツ、向き)
- プロップ(副題)を置く
- ライティングを組む
- シャッターを切る
主に前半に関わる「構図」の基本を知ることで、伝えたいことがしっかり伝わる「良い写真」が撮れるようになります。
さいだーさんの料理写真レッスンシリーズはこちら
- 素人っぽさと永遠にサヨナラできる「料理写真」のきほん
- スイーツ写真の撮影を学ぼう(1) マニュアルモードの基本
- スイーツ写真の撮影を学ぼう(2) 焼き菓子のスタイリングと撮影
- 『スイーツ写真の教科書』さいだーさんの添削レッスン
- 作り手の意図が伝わる「構図」を学ぼう(このページ)
- さいだー式「稼げるスキル」の磨き方
レビュー
「オレンジページの学校」の運営チームがレッスンで学んでみました。
フードフォトの「構図」の重要さを解説
これまではカメラやスマートフォンを使った実演形式のレッスンでしたが、今回は座学形式で、今までとは違った観点から撮影の基本を学ぶことができました。大切な3つのポイント「おいしそうな写真」「被写体のこだわりが伝わる写真」「目的を達成できる写真」を叶える方法、たとえば目で追う順序「リーディングライン」や、視覚的な重さ「ビジュアルウェイト」の仕組みなど、作例を使って一歩踏み込んだ内容を解説しています。自分の伝えたい意図を写真に込める手段としての「構図」を知る今回のレッスンは、ある程度撮影に慣れた方や、基本をもう一度整理したい方に特におすすめ。初めての方は、今までのアーカイブ動画を併せて視聴するとよさそうです。

SNSで伸びやすい撮り方、実践したいです
今まであまり考えずに小物を配置して撮影していましたが、視線誘導(リーディング)の重要さや、スタイリングにはきれいに撮るための順番があることを学び、とても参考になりました。私はレシピ投稿をしているので、SNSで伸びやすい写真の撮り方もぜひ真似してみたいです。
なぜさいだーさんは写真撮影を依頼されるのか、クライアントは何が欲しくて写真を発注するのかなどの分析も興味深いです。また、日常での飲食店における写真撮影の際の振る舞いなど、意外とやってしまいがちなNG行動もアドバイスしてくださっていたので、戒めとして聞いていました。

本編
- オンライン(ZOOM)で行った講座のアーカイブ配信です。