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[1/28]無印のカレーはなぜ売れたのか?いちばん難しい『値づけ』の極意

[1/28]無印のカレーはなぜ売れたのか?いちばん難しい『値づけ』の極意

中村新

クリエイター

産業フードプロデューサー/高知工科大学客員教授/株式会社キッチンエヌ代表取締役。数字の分かる料理人を作りだすこと、人々の健康に寄与する食べ物を作りだすことを目標とするフードプロデューサー。 良品計画、JR東海フードサービス、UCCグループなど、現在の食シーンを牽引する数多くの優良企業の支援を継続中。テレビ番組の出演、著書・雑誌コラムの執筆も多数。

レトルトカレーの新境地を切り拓き、 無印良品の「食」の象徴的存在となった「バターチキン」。その味づくりに長く携わった産業フードプロデューサー、中村 新(なかむら・しん)さんが、食ビジネス成功のポイント、とくに値付けの考え方について解説します。

小社刊『「無印のカレー」はなぜ売れたのか? 食品ビジネスで成功する思考と仕組み』出版記念のLive講座です。

コンセプトが価格を決める

利益を生む適正価格を決めるのは、とても難しいこと。人や会社によって利益率は異なり、定価とはある意味「人間の感情が数値化されたもの」です。しかし価格を決めるにあたっては、商品にまつわるあれこれを数値化しなくてはなりません。

そこでポイントとなるのが、「コンセプト」との因果関係。

料理家として産業フードプロデューサーとして、良品計画をはじめ様々な優良企業の業務支援を行ってきた中村新氏に、値づけの極意を解説いただきます。

今回の講座で扱う「値付け」は、書籍では6章のテーマ。左ページのヒアリングシートなど、具体的なツールが多いのが本書の特徴のひとつ。
コンサルタント、大学教員、噺家などいろいろな領域で活動する中村氏だが、もともとは腕利きのシェフ。巻末には、調理のプロフェッショナルとしての腕をいかしたレシピも掲載。

開催概要

  • 日時:2025年1月28日(火) 19時(~20時)
  • 講師:中村 新(なかむら・しん)
  • 参加費:無料 ※無料メール登録が必要です
  • 形式:オンライン(ZOOM)で行うライブ講座

講座の内容

講座では、食や小売に関わる基本的な知識の解説に加え、食のブランド化やLTVベースの発想法についても触れる予定。

そして、中心となるテーマは、書籍の第6章「いちばん難しい『値づけ』の極意」の内容。商品の定価を決定する際の基本構造や要素を解説します。

  • 販売価格を決定する仕組み
  • 小売商品と外食店舗での価格構造の違い
  • 価格決定時の優先順位
  • 考慮すべき要因:季節性、販売シーン、ターゲット層など
  • 適正価格のリサーチ方法
  • コンセプトと価格設定の関係

「定価は商品のコンセプトを集大成したものである」という視点から、価格設定が人々の感情や価値観にどう影響するかを説明します​​​。

お気軽にご参加ください!

無印良品の「カレー」をはじめとする食品やカフェメニューの開発に深く関わり、商品を次々とヒットに導いている中村さん。食品ビジネスに携わって40年以上のキャリアを持ち、食品の商品開発から外食産業のプロデュースまで、多岐にわたる分野で成果を上げています。

食品メーカーなどで商品開発に携わる方はもちろんですが、飲食店経営、レシピ開発など、食に興味をもつみなさんにはぜひ聞いていただきたい講座です。

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